SSブログ

ご報告がございます。 [業界関連]

戦後最大の危機と言われている東日本大震災から、2ヶ月以上が経ちました。
先日、仙台方面へクルマで出張にでかける事になり、東北自動車道路を通り、目的地に
向かしました。
途中の高速道路上やサービスエリアでは、被災地に向かう多くの自衛隊の方々を見かけ
ました。
そんな状態で、目的地周辺に着くと、1階部分が潰れた建物や、壁が剥がれた建物等が
目に入ってきました。
そして、仙台市内近くの海沿いへクルマを進めて行くと…。
それはもう、言葉では表現できないような光景が目に飛び込んできました。
クルマはもちろん、大きなトラック、電車や破壊された住宅等が、本来あるはずのない
田んぼの真ん中に転がっていました。
何度もテレビでは見てはいますが、実際に自分の目で見ると、あらためて今回の震災の
凄まじさを実感させられました。
亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますと共に、被災者に対しお見舞い申し
上げます。

そんな中、平成23年5月27日(金)に、銀座ラフィナートにおきまして、私ども東日本
グラビア製版工業会の第32回通常総会が行われました。
この総会では、役員の改選がありまして…。大変恐縮ではありますが、私が会長に就任
する事になりました。

CIMG0118.JPG

この組合を私が知っている限りに振り返り考えてみると、業界を代表する多くの諸先輩
方が作り上げた大変に歴史のある会だと思っています。
もちろん、弊社の会長でもあります私の父も、この会の会長をしていた事はご存知の通
りではありますが、冒頭でも書きました通り、このような危機的な状態の中で、大役を
おおせつかる事になり、正直大変荷が重いと感じております。
しかし、そんな中、私が震災後に感じた事は、このような時だからこそ、組合の存在意
義が問われるのではと思っています。実際に、震災後に全国を含めた緊急理事会を開催
し、情報交換、今後の対応策などの話し合いをした時、まさにこれが組合の存在価値だ
と感じました。

CIMG0119.JPG

我々の業界も今、ここ数年でまさに世代交代のタイミングにきています。
私自身も、ちょうど3年前に父から会社を引継ぎました。これからのグラビア製版業界
は、我々のような次の世代が作り上げて行かなくてはなりません。
その第一陣として、今回引き受ける事になった訳ですが、私は今年で43歳。この業界に
入り、早いもので20年以上が経ちました。
私どもが引継いだグラビア製版業界が、また次の世代へと末永く継続できるよう、更な
る存在価値を高められるよう、微力ではありますが頑張って行こうと思っています。
最後になりましたが、改めて皆様からのご支援、ご協力をお願い申し上げます。

東日本大震災省エネ対策 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。